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濱田庄司 買取りさせていただきました
09 .05 .2021
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大好きな作家、濱田庄司の作品を鎌倉市在住のお客様から買い取らせていただきました。
民藝という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
今回ご紹介する濱田庄司はこの言葉にとてもゆかりの深い人物です。
「民衆的工藝」の略語として
「民藝」という言葉が提唱されたのは
今から約100年ほど前、1926年(大正15年)のことでした。
彼はこの運動の中心人物として
民藝運動の父と呼ばれる柳宗悦、陶芸家の河井寛次郎らとともに様々な活躍をします。
当時の日本でも工業化が進み大量生産のものが生活に溶け込み始めた中で
「本当の豊かさとは何か?」
物質的な豊かさではなく
日本各地に根付いていたものから
より良い暮らしのあり方を追求していきました。
なんだか現代の私達の暮らしにつながる沢山のヒントがある気がしますよね!
暮らしの中にある用の美を生み出し続けた
彼の作品は今見ても驚くほど色褪せずにモダンです。
というのも26歳という年齢で
イギリス人陶芸家のバーナード・リーチらと共に
イギリスの西南端で作陶を始めます。
イギリスの田舎町での暮らしに根付いた
まっすぐなものづくりに感銘を受けたことが
彼のその後の作陶をより魅力的なものにしていることは間違いありません。
その後、日本に帰国後も沖縄などでも知見を広げながら
益子に拠点を構えて作品を作り続けました。
作家というより、陶工であろうとしたため高台に銘を入れませんでした。
あくまでも用の美を貫いた生き方、なんともかっこいいですね!
R antiques では
濱田庄司の作品、買取いたします。
鎌倉、逗子、葉山、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原などの地域の骨董品の買い取りも行っております。
何かございましたらお気軽にご相談ください。