北川民次 リトグラフ 「サボテンを売る女」

¥25,000

北川民次によるリトグラフ「サボテンを売る女」です。

20歳で渡米し、その後の若き日をメキシコで過ごした北川民次。
メキシコ壁画運動を経て「絵は社会を変えられる」と衝撃を受けた民次は、
美術を通じて社会と向き合い続け、画家としてはもちろん、教育者としても活躍しました。

この絵は、そんな民次のルーツを語る上で外すことの出来ない国。
メキシコを彷彿とさせる一枚となっています。
大ぶりで色鮮やかなサボテンを売る女性たちの姿は、民次が日ごろ目にしていた当たり前の景色だったのかもしれません。

91/150、本人サイン入

サイズ
額:幅39.3cm × 奥行2.8cm × 高さ50cm ほど
絵:幅24.5cm × 高さ35cm ほど

送料:1,230円くらい〜

北川民次[1894–1989]
静岡県の生まれ。
早稲田大学入学後に絵を描き始めた民次は大学を中退し、カリフォルニアに住んでいた叔父を頼りに渡米。
ジョン・スローンに師事し絵を学んだ民次は、アメリカ南部からキューバへ放浪。
その後、メキシコに渡った民次はメキシコの壁画運動に出会い、大きな衝撃を受けます。
国民の大多数が文字の読み書きができない当時のメキシコという国で、
メキシコ人としてのアイデンティティの確立のため、真剣に壁画制作に励む彼らの姿を目にし、「絵は社会を変えられる」そう実感した民次は、壁画の作者たちと交流を持ち、彼らの思想に影響を受けながら、芯の通った自らの画風を確立させました。

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