民藝運動を推進した陶工、河井寛次郎による草花図鉢です。

どっしりと構えた立ち姿に土の重たさを感じさせながらも、上品で穏やかな雰囲気をまとったなんとも素敵な作品です。

まろやかな白地に淡い色合いの草花が映え、草花の周りに薄く塗られた紅色が光の加減で優しく見え隠れします。
また、縁を囲むこっくりとした茶色が作品にメリハリを与え、きゅっと空気を締めています、、。

実用性の中に美しさを見出す「用の美」を追求した河井寛次郎の作品となっておりますので、飾っていただくことはもちろん、日々の生活を送る中でお使いいただければと思います＾＾

共箱付き、本物保証です。
お皿立ては付属しません。

・サイズ
お皿：幅20.4cm × 奥行20.7cm × 高さ4cm くらい
共箱：幅23.4cm × 奥行23.4cm × 高さ8.6cm くらい

・送料
1,230円くらい〜

河井寛次郎［1890−1966］
島根県の生まれ。
中学生の頃に焼き物の道を志し、20歳の頃東京高等工業学校窯業科に入学。
同校では、2学年下であった濱田庄司と親しくしていた。
30歳の頃、京都の五条坂に工房「鐘渓窯」と住居を構える。
次第に自らの仕事に疑問を抱くようになった寛次郎は、濱田庄司を介して柳宗悦と親交を持つと作風を一変させていく。
35歳の頃には、柳、濱田らとともに「日本民藝美術館設立趣意書」の起草に参加。
その後は民藝運動の推進者として多くの工芸家を牽引していった。